輝くSHINee

SHINeeは私の大好きなアーティストのひとつである。たぶん一番好き。いつもグループ名の通りにキラキラと眩しいパフォーマンスをみせて、わたしたちファンにあふれんばかりの愛をそそいでくれるグループ。韓国のアイドルグループで時たまみかけるゆな大きな問題も特になく、メンバー同士の仲もとってもよくて、コンサートに行けばいくほど幸せな気持ちになって、もっともっと好きになる。この世の世界平和を体現したような、理想のアイドルグループ。字でみるとちょっと大げさかもしれないけど、それが私のSHINeeへの認識だった。

 

輝く5つの星のひとつが、昨年冬、春を待たずに遠くへ行ってしまった。

 

その日は会社の人と飲んでいて全く見ていなかったのだけど、帰り際に後輩の子が「大丈夫ですか?」と心配してくれたことを覚えている。その時は何のことか分からなくて「なになに?そんなに飲んでないから大丈夫だよー」と呑気に返していた。私がジョンヒョンについてのニュースを見たのは帰宅後だった。なんとなくジョンヒョンとニュースの内容がうまく結びつかなくて、ぜんっぜん実感がなかった。急いでお風呂に入った後、ベッドの上でずっとツイッターの更新ボタンを押していた。ぽつぽつと上がってくるツイートではまだ情報が混乱していて、公式コメントで彼がなくなったことを伝えるツイートが出たという人がいたり、病院でまだ昏睡状態だという人がいたりして、それでも私は「どうか神様、彼をつれていかないでください」と祈りながら目を閉じていた。朝は来たけど、ジョンヒョンは本当に星になってしまった。

 

喪主にメンバーの名前を見たときはこんなことがあっていいのか?と思った。遺影の写真の笑顔がいつものやさしい笑顔のジョンヒョンで、本当にきれいにできた嘘みたいだった。表情の抜け落ちた疲れ切ったメンバーの姿が、痛々しかった。いつもキラキラにこにこしている姿しか知らなかったから、余計に現実感がない。悪い夢のような現実だった。ただ悲しかった。彼に直接触れられる距離にいたメンバーや家族、友人の方々の悔しさを思うとやり切れない。

そして、遺書が公開されたあとは、彼がしっかりと死に向かって、計画を立てそれを実行したという事実がとてもショックだった。「SHINeeをしていることは負担だったんだろうか?」「ファンとしてできることはあったのだろうか」と考えたりもしたけれど、コンサートで直接見た彼のすがたに嘘はなかったと思うし、わたしたちにくれた言葉も音楽も彼の本当の愛だった。

彼の死後公開された音源を聞いていると、思い返せば返すほど、やさしい人だったなあと思う。ソロコンサートを終え、2月に日本でのコンサートを控えたあのタイミングで命を絶ったのはなんというか、本当にいつ死ぬかずっと考えていたんだろうなといらぬことを思ってしまう。彼の最後のソロ名義アルバムとなったpoet l artistのリード曲で「always be with you」と軽やかにうたい、ベストアルバム発売に際して録った曲で「ずっとそばにいるよ」うたう。韓国語と日本語でそれぞれ「ずっとそばにいるよ」と。そんなん言われたらもう頷くしかないやんね。彼の辛さを見て見ぬふりして自分勝手に責めて縋りたいのに、そうさせてくれない。ずるい。やさしい。

ベストアルバムを聴いていると、さすがベストだけあってコンサートの記憶がよみがえる。ここはこんな演出があったなあとか、こんな振り付けでこんな表情で‥。にこにこと楽しそうな5人の姿が頭のなかを元気に駆け回るんだけど、from now onだけはあのスポットライトで照らされたマイクスタンドとバラの花の映像の印象が強すぎてぎゅっと切ない気持ちになる。傷が癒えることはなくて、かといってこの痛みに慣れることもないと思うけど、いつか穏やかな気持ちで受け入れられたらいいなと思う。ああ、もう5月かあ。春が来る前に会おうって、そんなことを言っていたけど、長い寒い冬が終わってあっという間に春も過ぎてしまって、夏も目前だ。SHINeeももうすぐ活動10周年だし、月日の速さに心身が付いていかない。彼らがSHINeeとして、あとどれだけ活動するかは分からないけれど彼の愛した場所を残すために、グループを解散することはないだろうと思う。ただもうずいぶん大人になったことだし、願わくば彼らの望む活動をして欲しいなと思う。完璧な彼らが好きで、彼らもそれに応えよう、期待を越えようとたくさん努力をしてきたことを知っているから、グループ活動でも個人活動でもちょっと休んでみたりもいい。傷が癒えることはないし、痛みになれることもないと思う。4人の姿を見るたびに、既存の曲を聞くたびに、新曲を聞くたびにきっとどこかにジョンヒョンの影を探してはああもうどこにもいないんだなあと思うんだろう。それでもいつか時が経ったら穏やかに受け入れられたらいいなと思う。わたしはSHINeeをこれからも応援する。大好き。

バリ島旅行の私的心得

バリ島に旅行に行ってきました。ので、メモ代わりに記事を書いてみます。どきどき。

 

火山が噴火していて危ない・・といわれているバリ島ですが、行って帰ってきた者としては、街はいつも通りなんだろうなあ、という感じでした。特に何かをしているというような様子はなかったです。(ネットでもバリ島はいつも通りだよ!というのはよく見かけますよね)

あと、日本人旅行者が少ない!三泊五日の旅行だったのですが、日本人旅行者は街中スーパーで一組しか見かけませんでした。

火山噴火のリスクを背負える人ならいまはイキドキかもしれません。

 

旅行記詳細は後々書いていくとして、バリ島旅行の私的心得を。。

 

・バリ島旅行は友達といくのがヨシ

・電卓の用意を忘れずに

・主要なお土産はスーパーで

 

以上の三点です。以下一つずつつらつら書いていきます~。

 

・バリ島旅行は友達といくのがヨシ

まず一点目についてですが、バリ島観光をしたいのなら尚更、友人と行くのがおすすめです。なぜなら、観光手段の選択肢が増えるから。あと、金銭的面と精神的面からも友人と一緒、をお勧めします。

公共交通機関があまり発達していないバリ島内を観光する場合はカーチャーターもしくはツアー参加が基本になってきます。私は今回一人で旅行をしたのですが、一人の場合選択肢が、カーチャーターもしくはおひとり様の追加料金を払ってツアー参加になります。最大で倍額です。色んなサイトを見ましたが、だいたい一人は割増・・。(まず渡航費+ホテル代のパッケージツアーを予約する時点でもバリ旅行は追加料金のとこころが多いような・・)二人以上いるとプロモ価格のツアーに参加できたりしますし、カーチャーターをするにしてもかなりお安く済みます。複数人参加だとカーチャーターが一番安いです。

コスト面や予定を好きに組めることから、今回はカーチャーターを選択したのですがこれが結構キツかった…。現地の方で、フレンドリーにいろいろ話してくれる方だったのですが、このやりとりが思っていたよりしんどかった。相性が悪かったのかもしれませんが、終盤にははよ終われ~~と思ってました…。

ホテルでピックアップ(時間通りに来てくれました)してもらうとこまではよかった。出会って挨拶のあと、なぜか自撮り棒持参のガイドさんとツーショット写真を撮られる。記念?と思いつつ移動し、一つ目の観光地に到着。私のソロショットを自分のスマホで撮ってくれる。一人旅だとなかなか自分の写真撮れないからね~ナイス~!と思っていたら、そのあとなぜかまたツーショットを撮られ、「新婚さんみた~い!へへへ」と…。

いやいや勘弁してくれ…。(;´・ω・)

もう一か所目行った時点から帰りたい気持ちがガンガンです。そのあと行く場所行く場所で同じやりとり。そしてツーショットの時は絶対腰に手を回される。海外独特の距離感?それともただのセクハラか?判断付かなかったのですが、二か所目以降はカバンで必死に距離をとってました。(場所移動する毎にこンの…セクハラ親父が…て嫌悪感みたいなものが出てきて大変でした。)

新婚さんみた~い、はそのあとも数回言ってましたが、乾いた笑いしか出ず。あと、ソロショット撮ってくれる時もアジアあるあるの、「カワイイ~!」「日本から芸能人がきた~!」を毎回行ってくれるんですけどもはやそれに対応するのもしんどい。一人ってこんなにしんどいんか。

誰か…誰か助けてくれ…!!!!!!(´;ω;`)

ただ私の対人能力?が足りなかっただけかもしれませんが。 とにっかく疲れました。お昼ご飯もほぼ食べられなかった(結構しっかりお値段がするバイキングに連れていかれました…)し、解放されてホテルに着いたあとも疲労>空腹でどんよりしてました。

たぶんもう一人いたら、 グループ旅行だったら受答えの力が分散され、新婚どうのこうのというやりとりも出なかっただろう…と思います。全然観光楽しめなかった…。着いたら写真撮ってるとき以外は自由にさせてくれるので、そこはよかった。べったり付いて来られてたら予定切り上げてホテルで寝てたかもしれん。とにかく疲労。以上!!!!という感じ。

 

・一人で100%受答えするのがしんどい

 ・変な絡みを受ける(これは女だからってのもあったと思います。悔しいわ…)

・人数が多いとシンプルに料金が割り勘になる(チャーターの場合)

 

以上の理由から、バリ島旅行は複数人で行くことをお勧めします。 

ハッキリキパリ意思表示をしてもいいと思いますが、私はできなかったので。 

 

・電卓の用意を忘れずに

ハイ、次はこれです。数字に自信のある人以外は持って行って間違いはないと思います。インドネシアの通貨はご存知の通りルピアです。おおよそ100円=10000ルピア、な感覚で大丈夫なのですが何せゼロが多い。ゼロが多すぎて現地でも「K」が使われます。ゼロが多くただでさえ「???」なのに、さらにK表示され「?????」です。

私は電卓を持って行っていなかったので、よく携帯の電卓機能を使ってこれであってる?と数字を叩いていました。

そして、電卓を持って行ったほうが良い場所ナンバー1が、問題は価格のついてないパサール的なお店。特に観光地では「ひとつ50円~」「ひとつ100円~」と言いながら観光客の足を止めていますが、いざお会計!になるとゼロがひとつ増えていることがままありますのでご注意を。タナロット寺院周りにあるお店でこの手法に遭遇しました。「50円だよ~」と呼び込みがあり、あまり見たことのないかわいらしいマグネットがあったので「まあここで買うか…」と4つ買おうとすると「10万ルピア」とのこと。

おいおいお~~~~い( ^ω^ )

ゼロ一個増えと~るやないか~い( ^ω^ )

100円=10000ルピアの考えでいくと1,000円です。おいおいお~~い。いやいやこりゃちょっと…とゲッソリしていると「いっこお土産つけるから~!」とのこと。マグネット5こで1,000円。カーチャーターで来ていたのですが、ガイドさんは近くにいません。(多分これは商売だから入ってこないようにしているんだと思います。ガイドさんは現地の人ですし、事前にゼロ増えるから気を付けてね、と話もしてくれていたので。)

多分もう少し値段は交渉できたし、すべきだったのかもですが、夏にヨーロッパ旅行をしたことを考え「あのときよりは安い…5こで1000円ならもうそれでエエ…生活の足しにしてくれ…」と購入しました。相場がわからないのですが、一個100円換算でも100円×5個=500円、50,000ルピアの二倍ですが納得して購入したのでこの野郎…!な気持ちはないです。

が、やはり電卓はあったほうが良いと思います。値段交渉なりなんなりはしたほうがよい(それ前提でお店の方が価格を設定しているのもあると思います)と思いますので。数字も大きいので一体日本円でどれくらいになるんだ?とパッとでてこないんですよね。。パサール以外の、レジのない場所での支払い(街スパなど)でもあると便利です。一体どのお札を何枚出したらいいのか口頭で聞くだけでは難しい…。魔の「K」もありますので…。町の人も「K」で金額を提示してくるところが多いです。よって、

・電卓、あったほうが後悔しない(携帯の機能でも可。ただ、起動が面倒臭い。)

シンプルにお勧めです。電卓!

 

・主要なお土産はスーパーで

 さいごはこれです。古より伝えられていることかとは思いますが、お土産はスーパーで買い切りましょう!

バリ島お土産定番のelipsですが、6粒1シートのバラマキ用お土産がスーパーで10,900ルピア程度(うろ覚え)であったことに対し、空港では5こで90,000ルピア程度(うろ覚え)…。

 空港価格ぅ~~( ^ω^ )

空港は食事も物価もすべてが高めの設定です。バーガーとドリンクのセットでonly 200,000ルピア!みたいなこと書いてあるのみましたけど日本でもそんなにしねえわ!!、と思ったことを覚えています。空港価格恐ろしや。お土産は街中で!買い逃しのないように存分に購入しておいてください。品揃えの面からみても、定番のお土産はスーパー一択!

 

 以上です。

これから旅行に行かれる方の参考になれば幸いです。